ロシアに行ってきました!
10月19日(モスクワDAY1):この日は次の目的地、モスクワへの移動日。元々モスクワ経由で17時間の乗り継ぎ時間があったので、それならばと2泊して48時間のストップオーバーをすることにしたのがそもそものきっかけでした。
ロシアでけん玉といえば、Yan(ヤン)というくらい有名なプレーヤーがいますが、Yanはモスクワから1500kmくらい離れた街に住んでいるので今回会えるかどうかは分かりませんでしたが、出国前にモスクワに寄るからもし逢えたらいいな~と連絡すると、即効で「モスクワに行く!モスクワのプレーヤーも集めるようにする!イベントもやろう!」 という返事がありました!
到着するなりYanが出迎えてくれ、列車で市内へ。イスラエルとは30度くらい気温が違うので到着するなり辛かったですが、知らない国に来ても、到着口を出ればすぐに友人が出迎えてくれるのが非常にありがたかったです。タモツが初めて外国から来てくれたプレーヤーだと、とても喜んでくれてこちらまで嬉しかったです。
モスクワでもう1名加わり、3人でRed Square(赤の広場)を散策し、 夕食とウォッカを。
10月20日(モスクワDAY2):イベントは夕方5時からスタート。 朝からは時間があったのでYanと市内を散策。極寒のため、2時間ほどでランチにウォッカ。モスクワ市内やサンクトペテルブルグから来てくれたプレーヤーらと合流。地下街の寒くない場所で、けん玉をして遊ぶ。
サンクトペテルブルグは、昔の首都で、モスクワからは数百km程離れています。SNS等で、プレーヤー同士は繋がっているけれど、こうしてモスクワのイベントに参加するのは始めてだということでした。
この日の夕方のイベントには20名くらいが参加してくれましたが、これでもロシアでは最大規模の集まりだそうです。そのうち5名はYanも知ってはいるけれどイベントに来てくれたのは始めてというメンバー だったそうです。
イスラエルとは対照的に、けん玉をしているのは専ら10代後半から20代の大人世代。けん玉が爆発的に広まっているということではないものの、静かに人口は増えつつある状況です。ダンスやスケボー等をバックグラウンドに持つメンバーが多いのですが、もっともっとけん玉を広めたいと話してくれました。
イベントでは、ミニゲームをしたり、コンテストをしたり。初心者から上級者までがけん玉を囲んで遊びました。最後は残ったメンバーで輪になり、順番にとめけんをして終わりました! 初心者も多かったので時間はかかりましたが、みんなで達成した瞬間は心地よかったです。
英語が話せるのはごく一部の人ですが、英語できないんだよと言いながらも知っている単語を繋げて積極的に話しかけて来てくれるのは、コミュ二ケーションをとる上で本当に助かります。互いに最初わからない話でも、話が通じた瞬間は、けん玉の技が決まった時のような感覚があります。近い未来に、またいってみたい土地となりました。
10月21日、短いモスクワ滞在を終えて出国。日付をまたいで、22日に帰国しました。ロシアもイスラエルも、人生初経験の土地でしたが、ホストしてくれた友人らのおかげで、アットホームな感覚で過ごすことができました。
こうして出会った人々の中には、いつか日本に来てくれる人もきっと出てくると思いますので、その時は日本を楽しんでもらえるようにサポートしたいと思います。けん玉発祥の地、日本で行われたこれまでのけん玉ワールドカップやCatch&Flowといった世界最高峰のけん玉イベントのことは、今や世界中のプレーヤーが見ていて、いつかは自分も行きたいという思いを持っています。今回の旅は2カ国だけでしたが、これからもいろんな国を可能な限り回って、彼らが日本に行きたいなと思った際に、「GLOKENに聞いてみよう」 「あ、タモツに連絡しよう」と、少しでも心の中でのハードルが下がってくれれば嬉しいなと思います。
言葉も違う、生活習慣も違う、文化的背景も違う・・・ でもけん玉が好きっていう共通点で、世界中のみんなが一緒に集まって遊べる。各地のプレーヤーが、より強い繋がりを持てるように、これからも力を尽くしたいと思います。 (窪田)