MKO参戦記+サンディエゴにも行ってきました!
今回、日本からMKOに参加したのは8名(前回7名と誤載)。アメリカのけん玉イベントにこんなに多くの日本人が参加したのは初のことです。日本人同士の威信をかけたバトルもツアー中は常時開催され盛り上がりました。来年、一緒に行ける仲間がまた増えるといいなと思いました。
さて、昨年Sweetsけん玉の本社に行ってから1年。
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話には聞いていましたが、新しい倉庫を借りて社屋が拡張し、そして従業員も常時20名以上になっているというその成長っぷりに驚きました。昨年倉庫だった場所が、今回は全米、各国からきたプレーヤーらが思う存分けん玉をして遊べるスペースとして開放されていました。有名プレーヤーらが練習したり、ビデオを撮ったり、ご飯を食べたりと、大会日程以外をくつろいで過ごしていました。
新たに契約し広くなった倉庫スペースには、全米そして世界中に発送されるけん玉が所狭しと並んでいます。スイーツけん玉は自社ペイントが主力製品ですので、ペイントされた後のけん玉を組み立て、パッケージに入れる作業が常に流れています。ペイント、組立、発送、事務、Web、ビデオ・・・どの仕事をしているスタッフも、みんな生き生きとしていることが印象的でした。
年間何十万本ものけん玉を発送し、大きなイベントのホストもするSWEETS。その仕事は決して楽ではないはず。でも、自分たちがけん玉シーン拡大の一翼を担っているんだという誇りがそこにはみなぎっているように見えました。本当に、彼らのやっていること、やり続けていることを尊敬します。
アメリカ内にはけん玉で生計を立てている人が、この数年で何倍、何十倍にもなっています。雇用を生み出し、シーンを拡大し、次のステージへ。それをひたすら繰り返している彼らから学ぶことは、本当に多くあり刺激になります。
到着した初日や最終日には、スイーツスッタフ達と食事に。こうして、温かい雰囲気で迎えてくれるのが、本当にありがたいです。いつかアメリカのイベントに行きたい!と思っている方も多いかと思いますが、きっとウェルカムしてくれると思います!
「本当にありがとう」と伝えると、「KWCやC&Fで日本に行った時やってくれていることと同じことを返そうと思っているんだよ」と。こっちも、まったく同じ思いでやっているだけなのですが、こうしてこの何年か、世界のけん玉シーンで良い循環が生まれているんだなと感じる一言でした。
ショップや倉庫の様子は、NOBさんによるMKOビデオをご参照ください。
MKO終了後は、サンディエゴにも立ち寄りました。KendamaUSAのTJさんが住んでいる街で、けん玉熱が盛り上がっている地域です。LAでのストップオーバーで二泊のみの滞在という強行スケジュールでしたが、TJがこの地に引っ越してまだ1年半。急激にけん玉が広まった場所でもあり、一度訪れてみたかった土地でした。
到着した夜、TJとお酒を軽く飲み、イスラエルやロシアの話を。元々、イスラエルにはTJと行こうと話していたのですが、色々とあって一人になったので、来年こそはTJと一緒に旅をしたいものです。
翌日、まずはビーチへ。スケジュールを決めて、何時まで何処にいて次はこうして・・・となりがちな毎日に、完全なるフリーDAYは最高の時間でした。冬のミネソタから、半袖でもOKなサンディエゴ。海を見ながら朝ごはんを食べ、ビーチでけん玉をして、夕方に予定しているイベント告知用の写真やビデオを撮ってのんびりと過ごしました。
イベントは17時から、北のほうの町にあるカフェにて。でも、まだ誰にも知られていません。
イベントの2時間前。KendamaUSA、TJ、GLOKENのInstagramにて告知。・・・TJは大丈夫というものの、さすがに告知時間短すぎだろうと心配していましたが、いざ会場に着くと、20人くらいのキッズらがカフェの前でけん玉しながら僕たちの到着を待ち構えていました。
これは本当に衝撃で、街外れのカフェには親子で車で来ている子が多いのですが、「TJ」「TJ」「TJ」と、TJは本当に大人気。保護者からの信頼も厚く、サンディエゴのけん玉シーンにおけるTJの立ち位置が本当によく分かるシーンでした。
40人程度の参加者があり、ミニゲームをしたり、技のやり方を教えたり、 温かい雰囲気の中、イベントは進んでいきます。保護者は食事をしたりビールを飲みながら、子どもがけん玉を楽しんでいる様子を見ています。
イスラエルに行った時もそうでしたが、こうしてけん玉シーンが急激に拡大する地域には良きリーダーがいて、けん玉を中心に置きながら人と人が繋がっているように思います。Sweets KendamasによるMKOイベント、そしてTJによるけん玉を広める活動、どちらも本当にプロフェッショナルな仕事だなと感じました。尊敬すべき仲間達からの刺激を受けて、また頑張りたいなと改めて思いました。 (窪田)