けん玉は未知のエリア!これからの可能性が楽しみなニュージーランドへ、ず~まだんけと行ってきました!

個人的には今年最後のけん玉ツアーとなった今回の出張先は、ニュージーランド!首都であるWellington(ウェリントン)という都市で2年毎に開催されるJapan Festivalにず~まだんけが招待され、マネージャー兼通訳という立場で同行させていただきました。
Wellingtonは、あの大ヒットファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督Peter Jacksonの出身地であり、毎日強風が吹くため”Windy Wellington”という愛称で有名な、オーストラリアで2番目に大きく、非常に美しい都市です。

ニュージーランドには、KendamaNZというチームが存在することは知っていたのですが、事前に連絡しても返信がなく、けん玉は全くの未知のエリアでした。今回、在ニュージーランド日本大使館の計らいで地元の小中学校と高校の3校にも訪問させていただけることになっていたので、地元の子ども達の反応が楽しみでした。

最初に訪れた小学校では、全校生徒約250名が出席する集会での出演でした。ず~まだんけのパフォーマンスは大歓声が沸き、大盛り上がりとなりました。ワークショップでは、まず20名ほどの児童に前に出てきてもらい、大皿に挑戦してもらいました。初めて触れる日本のおもちゃに興味津々な子ども達が多く、夢中で楽しんでくれていました。そして技が出来た瞬間には、座って見ていた他の子ども達からも歓声が上がり、一緒になって喜んでいた姿がとても印象的でした。
子ども達の後には、先生達にもチャレンジしてもらったのですが、頑張る先生達の姿に子ども達が大興奮!大きな声で先生達にエールを送っていました。

次に訪問した高校には日本語の授業があるということで、日本語クラスの生徒さん含む50名ほどを対象に、素敵なシアタールームで実施しました。こちらでもパフォーマンスとワークショップは大盛り上がり!初めてけん玉を触るとは思えないほど、飛びぬけて上手な子が数名いたことにテンションが上がりました。今回の訪問をきっかけに、初のニュージーランド出身のプロが誕生したら最高ですよね。
ず~まだんけへの質疑応答の時間も設けられ、「どのくらい練習したら、そこまで上手になれるのか」「何に刺激されて、そんなに素晴らしいパフォーマーになったのか」などの質問が多くあがり、地元の高校生たちがけん玉とず~まだんけにとても興味を持ってくれたことを感じ、非常に嬉しく思いました。

最後は600人以上が在校する中学校訪問。広い体育館に全校生徒がぎっしりと詰め込まれ、なかなか圧巻の眺めでした(笑)。ここでの反応も素晴らしく、ワークショップ中には、つい我慢出来ず、生徒のけん玉を取り上げて自分が夢中になってしまった先生までいました(笑)。

他の学校でもそうだったのですが、終了後に子ども達から「来てくれてありがとう」「けん玉、すごく楽しかった!」という言葉をかけてもらうと、こういった活動の意義をすごく感じ、けん玉の仕事に対するモチベーションが上がります。けん玉の「人を繋ぐパワー」や魅力を再認識出来る瞬間でもあります。

Japan Festivalは、日本食や工芸品などのブースが並び、Wellingtonに住む日本人や地元の人で大変賑わいました。ず~まだんけ以外にも、英語で腹話術をする女性の落語家さんや歌手、地元の和太鼓チームなどがステージを盛り上げました。ず~まだんけのステージは大人気で、パフォーマンス終了後には写真を撮る列が出来ていました。そしてKDXを持っている子どもを2人発見!ご両親のどちらかが日本人の方で、日本に帰った時に買ってもらったとのことでした。2人とも「もしかめ」が上手で、ず~まだんけに会えて大変嬉しそうでした。

最終日は、英語でBusking(バスキング)と呼ばれる大道芸スタイルでの実施でした。原宿のような若者や観光客で賑わうCubaストリートで行い、地元の人や様々な国の人たちにず~まだんけのパフォーマンスやワークショップを楽しんでもらうことが出来ました。
フランスからの観光客の男性は「ビルボケに似てるね!」と、娘さん達と長い時間遊んでくれていました。

今回もけん玉を通じて沢山の出会いと貴重な経験をさせていただき、この度の機会を下さった関係者の皆さまに本当に感謝です。GLOKENのモットーでもある「けん玉で世界を繋ぐ」というミッションの意義と可能性を改めて感じた旅でした。
今年もあと1か月足らずですが、今後も様々なかたちで、世界中の人たちとけん玉で繋がれるような活動を続けていきたいと思います。 (日向)

ニュージーランド

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