イベント実施レポート【Dama English Salon】
けん玉W杯やCatch and Flowなど、世界中から多くのプレーヤーが来日する機会が増える中、「大好きなプレーヤーと直接話したい」「憧れの海外チームに自分をもっとアピールしたい」「世界中のプレーヤーとけん玉について語りたい」というような声をたくさん聞くようになりました。そんな日本のダマーズの役に少しでも立てればと思い実施したのが、Dama English Salonでした。
「日本のダマーズのための英会話イベント」ということで、けん玉コミュニケーションで良く使う英単語やフレーズを教材に選び、なるべく実践的な内容になるよう、講師のAndy(アメリカ出身)とAlexis(シンガポール出身)にも協力してもらいながらレッスンを組みました。
レッスンのスタートは自己紹介から。参加者の皆さんのけん玉歴や好きなトリック、けん玉を始めたきっかけ等について話す練習をしました。ちなみに、「けん玉歴は○年です。」は、”I have been playing kendama for ○ years.”という表現が使えます。よく海外プレーヤーに聞かれることがあると思いますので、是非使ってみてください。
けん玉コミュニケーションで良く使う/聞く表現として、スゴイ技を見た時に使える単語や、相手を励ますフレーズ、技が出来た時の喜びの表現などを紹介しました。また、日本人プレーヤーが勘違いして使っている「けん玉英語」についても紹介。皆さん、技の宿題をもらうことがあるかと思いますが、この時の「宿題」は英語では何でしょうか?”homework”と言っている方を良く見ますが、海外プレーヤーは”Dama dare”(ダマ デアー)と言っています。”dare”は「挑戦」という意味があるので、こういう表現が使われるのだと思います。「宿題ちょうだい!」は、”Give me a dama dare!”です。
レッスンの最後には、チーム対抗のゲームに挑戦してもらいました。英語の略語当てクイズでは、海外のプレーヤーもSNS等で頻繁に使っている”OMG”、” LoL”などの意味を紹介しました。”OMG”は、”Oh My God”の略語(頭字語)で、皆さんも良く目にするかと思います。では、”LOL”は何でしょう?これは、”Laughing Out Loud”の略で、日本語の(笑)です。
英語には、このような略語がたくさんあって、SNSやメールの会話で本当に良く使われます。海外プレーヤーのSNS投稿は、英語の教材として大変良いと思います。私自身も、SNSでの海外プレーヤーのコメントをチェックし、略語含め、若者が使う言葉やスラングなど新しい単語や表現を日々学んでいます。
外国語を勉強する上で大事なのは、間違ってもいいから、とりあえず話すこと。恥ずかしがらず、とりあえず口に出して相手に伝えようとする姿勢が上達のカギだと思います。Dama English Salonが少しでも皆さんの英会話練習の場になるよう、今後も開催出来ればと思っていますので、是非ご活用いただけましたら幸いです。
最後に、今回レッスン場所を提供してくださった中央高等学院渋谷原宿校様と講師の2人に感謝申し上げます。ご協力いただいた関係者の皆さま、ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました!(日向)