広島大学でけん玉展開催中(7月1日~9月2日)

2017年7月1日(土)から9月2日(土)までの2か月間、広島大学総合博物館の企画展示として「KENDAMA展」を開催しています。
7月1日(土)にはオープニングイベント「けん玉大學」を開催しました。

1限目:けん玉学講座(GLOKEN代表窪田によるけん玉歴史学講座超入門編)
2限目:ワークショップ(主に初心者に向けたけん玉教室と、世界レベルプレーヤーのデモ)
3限目:座談会(けん玉の過去・現在・未来)をテーマにしたフリーディスカッション

という、いつものけん玉ずっとやりっぱなしイベントとはちょっと違う、座り系イベントとしました。
想像を超える多くの人にお越しいただき、また地元の新聞社からも取材がありました。けん玉への注目度が高いんだなと改めて実感したイベントとなりました。 なお、講座・座談会の様子はFBページにて公開しています。https://www.facebook.com/GlobalKendamasNetwork/

<座談会パネリスト>
タミワ玩具社長民輪氏(兵庫)
KendamaRockCafe店主モリマコ氏(尾道)
KendamaUSAプレーヤーNOBU(廿日市)
PNWプレーヤーSOMA(広島)
日月代表金子氏(呉)
103DAMA代表イダ氏(高知)
FATKEN代表伊藤氏(山口)
TSURUGI代表織田(佐賀)

の、けん玉にかける思いを是非お聞きください。

博物館内での展示は、けん玉の歴史を紹介したパネル展示の他、 フランスを始めとしたヨーロッパの「Bilboquet」、イヌイットのけん玉「Ayagaq」、アメリカの先住民のけん玉「Pommawonga」、現在のけん玉の元祖「日月ボール」等、これまで蒐集したコレクションの中から特に貴重な国内外のけん玉約100点を展示しています。
また、最新の競技用けん玉約100点を飾った特製のけん玉ウォールも記念写真エリアに設置しています。この日に合わせ製作してくださった有限会社トノ建様、市川務様、ありがとうございました。
トノ建HP:http://tonoken.co.jp/outline/index.html

他にも、けん玉製造の様子(資料提供:有限会社イチシマ様、写真:髙島啓行様)や、けん玉を作る様々な木材とそれを使った実物(資料提供:堀内ウッドクラフト様)等、できる限りの展示を実施しました。
もちろん、最新のトリック(技)が収められたEDITも博物館入口にて流しています。

各展示物には、細かい説明を色々書いてますが、けん玉って昔から世界中で愛されている遊びなんだなと感じてもらえたり、けん玉に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
もちろんけん玉以外にも、広島大学総合博物館には大学の研究資料などが丁寧な解説とともに展示されていますので、お立寄りの際には是非ご覧ください。
広島大学総合博物館FB:https://www.facebook.com/hirodai.museum/

常々、けん玉の調査・研究を通じて学び、歴史を紐解き、未来づくりに活かしたいと考えています。
【資料と情報を集積し、展示や学習支援を通して広く活用に供するとともに、人類共有の遺産として次世代に伝えること】が、博物館活動の根幹だそうです(文部科学省)。
今回、けん玉を人類共有の文化財としても捉え、企画展を実現してくださった広島大学総合博物館様には本当に感謝です。博物館においてけん玉を中心にした企画展としては最大級のものだったと言えますが、今後、GLOKEN所蔵の資料がこうした展示会で日本、世界を回れればいいなと思います。

今回母校の博物館とのご縁を繋いでくれた友人、先生、関係者皆さん、本当にありがとうございました!お陰様で終始賑やかな会となりました。関西、中国、四国、九州と、西日本各地から集まって頂き、本当にありがとうございました!またやりましょうね!
(窪田)

KENDAMA展

KENDAMA展

KENDAMA展

KENDAMA展

KENDAMA展

おすすめコンテンツ

おすすめのけん玉