China Kendama Open (中国けん玉オープン)に行ってきました
2019年5月25日(土)、26日(日)、中国の深圳にて開催されたChina Kendama Open (中国けん玉オープン、以下CKO)のため、香港、中国を訪問。
日本からは窪田、カゴシマ、ニック・ギャラガー(Sweets Kendamas、日本に留学中)の3名で参加してきました。
総評としては、とにかく美味い、楽しい、また行きたいな、という6日間。現地で色々助けてくれた友人達に感謝です。けん玉がつなぐ世界の輪は、心強すぎです。
世界に広がり続けるけん玉ですが、SNSの規制等もあり中国本土での様子は中々見ることができませんでした。広まりつつあるらしい、コミュニティも大きくなっているらしい、という話は人づてに聞いていたので、非常に興味のある土地でした。そんな中、5月に大会が開かれるということで、かつ審判の依頼も来たのでGLOKEN初の中国遠征を決めたのでした。
香港で一泊し、翌日バスで中国に入国した大会前日。
まず驚いたのが、会場でした。ステージは巨大モニターが設置され、様々な情報が映し出されています。大会当日には会場近くから道路にも「のぼり」が設置され、受付周りやブース等、作り込みが初開催のイベントとは思えないレベルの高さで、資金、人的ネットワーク、そして時間をかけて準備してきたという事と、その規模に本当に衝撃を受けました。
そして、受付方法や予選進行(けん玉チェックボックス、トリックシート&シール、予選区画等、)は、けん玉ワールドカップが参考にされている事(あまり大会ルールを把握せずに現地入り)に、けん玉W杯の持つ影響力と責任を改めて感じる時間でもありました。
大会は初日にオープン部門予選と2名でのチームによるフリースタイルバトル予選&決勝が行われ、2日目にオープン部門の決勝トーナメントが開催されました。香港、台湾からも出場しているプレーヤーも多く、また中国全土からプレーヤーが集まっていました。レベルも高かったですが、それ以上に、大会の各所での盛り上がりから、けん玉コミュニティの勢いを感じることができました。
参加者だけで100人以上。巨大モニターのついたステージでけん玉バトルが繰り広げられている光景に、じんとくるモノがありました。第1回大会にジャッジとして関われたことを、嬉しく、光栄に思います。
中国へ行ったのは10年ぶり(初訪問はは2002年頃)。 けん玉が知られていなかった土地で、広まるけん玉の姿を見て、この先の広まりを考えて興奮する、この感覚は何年も前に初めて行ったアメリカのDAMA FESTやMKOに近いものがありました。久々の感覚に、終始気分が高揚していた数日間でした。
きっとどこかのタイミングで爆発的に、けん玉が広まる土地だと思います、絶対。 そして最近の台湾やアメリカの大会のように、多くの日本人プレーヤーも参加する、そんな場所になるんだろうなと思いました。
来年も開催されるようですので、是非多くの人に参加して欲しいなと思います。
こちらに中国けん玉オープン2日間の様子が画像でアップされていますので、是非ご確認ください!
https://live.photoplus.cn/activity/live/pc/1961837/
オープン部門
優勝:吳小巴(台灣) @tracy7928
2位:康奚嘉(中國) @frankie_k1994
3位:Mok Alan(香港) @reallyum.mok
フリースタイル部門
優勝:Nick Gallagher(USA)@nickgallagher42 & Wai Chai(香港) @_wai_chai_
中国のプレーヤーは、想像以上にみんなフレンドリーでサインや写真もめちゃめちゃ求められました。途中で体調崩してしまい、夜遅くまで遊んだのは1日だけだったのが残念。最後の大宴会では各テーブル回って一緒に飲んだのが楽しすぎでした。
薬局の薬剤師さんが超丁寧に薬を選んでくれたこと、ホテル受付の親切対応、横断歩道渡るときに車が止まってくれることなんかも印象的でした。
17年前の初中国からは想像できませんでした(笑)
滞在中を通して、食事会を開いてくれたり、案内してくれたりという歓迎ムードには大変救われました。主催のKendama China代表Haiさんや、メインスポンサーのHonrui Kendama FactoryのWoneさんを始め、出会った皆さん、本当にありがとうございました。
今回、メインイベントは深圳でしたが、前後は香港滞在。
モモ、ベンジャミン、ワイチャイなどお馴染みメンバーと気兼ねなくホーム感満載で過ごせるのも、けん玉のおかげ。中国でも台湾プレーヤーと再会できて、助けてもらいまくり、おもてなし受けっぱなしでした。
出会ったみんなのお陰で充実滞在となりました。ありがとう!
7月20日(土)21日(日)のウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市2019にも、中国、香港、台湾から沢山プレーヤーが来てくれます!すぐ会えるのは嬉しいですね。
(窪田)