NAKO(North American Kendama Open)への参加

2024年11月15日から17日まで、アメリカ・ミネソタ州で開催されたNAKO(North American Kendama Open)に参加しました。世界中のけん玉プレイヤーが集結するこの大会は、興奮の連続で、コミュニティの絆も感じられ、新しい試みが満載の3日間でした。
今年はNFTプロジェクト「Nouns」が主要スポンサーとして大会をサポート。例年以上に豪華で国際色豊かなイベントとなり、日本を含む多くの海外選手がNounsの協力で招待されました。

今年の大会は3日間すべてがホテル内の会場で行われました。
初日には、オープン部門、アマチュアオープン、ビギナー部門、アドバンス部門、ガールオープン部門、フリースタイル部門、各部門の予選、さらに地元ミネソタ州の小学生も出場する新設の学生部門が行われ、どの試合もハイレベルなパフォーマンスで盛り上がりました。
学生部門は、若いプレーヤーがまだ少ないアメリカのけん玉シーンの裾野を広げる素晴らしい試みでした!

夜には恒例のビデオプレミアが開催され、各メーカーから未公開映像や新作ビデオが披露される中、新しいプロ選手や商品の発表もありました。このプレミアは夜10時スタートで終了は深夜1時過ぎ。時差ボケの影響で一瞬寝落ちしてしまいましたが、SOLのクリス・ボッシュによるEDITが流れた瞬間、完全に目が覚めました。ボッシュありがとう!笑
ぜひ公開された際はチェックしてみてください!

2日目以降は準決勝、決勝が行われ、競技のレベルもさらに上昇。特にフリースタイル部門では、予選から1対1のバトル形式が採用され、選手たちの技術、創造性、パフォーマンスが光る場面が数多く見られました。オープン部門でも高難易度のトリックを次々と成功させる選手たちに、会場全体が大きく盛り上がりました。

各部門の上位入賞者は以下の通りです。

《オープン部門》
優勝 @ryoga_kendama
2位 @e.t.pdox
3位 @alexmitchell

《フリースタイル部門》
優勝 @kaito_nakajima
2位 @alexmitchell
3位 @jschultz57

《ガールズオープン部門》
優勝 @ohananowa
2位 @jamcotti
3位 @arc.angel.dama

主要部門での優勝はすべて日本人選手が獲得し、日本勢の実力を示す結果となりました。また、オープン部門で北米選手として最上位となったEdwin Tickner選手は、2025年に日本で開催されるけん玉ワールドカップ廿日市2025に決勝シード選手として招待されることが決定。彼の今後の挑戦にも期待が高まります。

今回、僕はフリースタイル部門のジャッジとして大会に関わらせていただきました。予選から1対1バトルが導入されたため、従来とは異なる視点が求められましたが、スイーツのレジェンド、クリスチャン・フレイザーとGTプロのベン・ヘラルドという頼もしい仲間と共に審査を行うことができ、とても心強かったです。3人で、難易度、技術、創造性、パフォーマンス性を含めた総合的な判断を行いました。選手たちの驚異的なパフォーマンスを間近で見られるこの役割は非常に刺激的で、公正なジャッジができたことを誇りに思います!

大会終了後、多くのプレイヤーたちは地元のSweets Kendamas本社を訪れ、最後の時間を楽しみました。本社内では、世界各国から集まった選手たちがけん玉で遊び、技を披露し合い、和気あいあいとした雰囲気に包まれました。「また次に会う日まで」と別れを惜しむ姿には、けん玉コミュニティの強い絆が感じられ、この交流が大会の締めくくりをさらに特別なものにしてくれました。

2024年のNAKOは、新しい試みやコミュニティの結束を再確認できる場となり、参加者全員にとって忘れられない時間となりました。フリースタイルジャッジとしての経験も非常に刺激的で、選手たちの驚異的なパフォーマンスを間近で見ることができたのは貴重な体験でした。 また、大会後のSweets本社での交流を通じて、けん玉コミュニティの強い絆を改めて実感することができました。来年の大会ではどのような進化を見せてくれるのか楽しみです。
(コータ)

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