けん玉発祥の地として知られる広島県廿日市市にある、株式会社イワタ木工にて製造されている。
　品質の高さから国内・海外で高いプレミアがつき、伝説のけん玉とまで呼ばれた「夢元」（イワタ木工で2003年～2008年まで製造）が進化し、2013年11月「夢元無双」として再度一般発売となった。
　
　従来のけん玉の形状に捉われず、バランス技がより止まりやすい設計となっている他、美しさと技とトリック（技）に重要なグリップ力が共存した塗装、高い職人技術による細部までこだわった加工が特徴となっている。トッププレーヤーを含む世界中のけん玉愛好者から高い人気を誇る逸品。
　また、GLOKENと夢元無双は世界初のけん玉パフォーマンスコンビ「ZOOMADANKE」のオフィシャルサポーターでもあり、彼らが使用するけん玉を製造している。

イワタ木工の職人さんと復活に向けた話し合いを進める中の2012年12月下旬、夢元復活プロジェクトの第一弾として、イワタ木工さんに残っていた「玉」を販売。当時、玉だけの販売をしたメーカー、団体はなく、多くの驚きの声が届きました。それでも想像を超える多くのご注文を頂き、240個の玉は完売。職人さんに、復活を待っているファンが多いことを伝えることができました。

当時、海外にもけん玉が広まりを見せる中、海外プレーヤーからメッセージを送ってもらおうと企画したビデオコンテス（2013年２月）。上記玉販売等を通じて、多くの人が復活を望んでいるということを知りながらも、こうしたメッセージビデオを届けることで、けん玉作りへの復帰を決意するにいたった大きなきっかけとなりました。コンテストの優勝はスイスのニコラスさん。記念品を送らせて頂きました。

上記の取り組み等を通じ、イワタ木工の職人さんがけん玉作りへの復帰を宣言。ビデオメッセージに返す形で、ビデオメッセージとして発表しました。

「僕はもう夢元を作るこができません」

「でも、新しい夢元だったらつくることができます！」

当時見ていたプレーヤーにとって、忘れられないフレーズだと思います。

2013年8月、「夢元無双（Mugen Musou）」としての発売。
一般発売ではなく、夢元復活プロジェクトへの賛同者（「玉」購入者と、夢元オークション落札者）を対象とした限定品で、受注生産。

特別限定モデル「アースブルー」は2013年8月31日に、国内外からのご注文95個を全て発送しました。ありがとうございました！

夢元復活プロジェクト開始から約1年が経過した013年11月、一般発売をすることができました。

初回カラーは、「Sparkling Green」「Snow Gold」の二色。
第二弾として発売予定の「Sakura Pearl」ビデオ内にて紹介し、リリースイベントにて限定先行発売いたしました。

　一般発売の記念イベント「無双JAM」。原宿のWISMさんにて実施。オープニングアクトを引き受けてくれたのは、ZOOMADANKE。さらにKendamaUSA、KROM、Sweets Kendamasメンバーが海外から駆けつけてくれ、けん玉業界の今をときめく有名プレイヤーを交えて裏原宿のキャットストリートで数百人がけん玉をするというけん玉界の歴史的な夜となったように思います。

　この時期をきっかけに、様々なメディアへの露出も飛躍的に増えました。　国内のけん玉の広まりに加速度がついた、瞬間だったと思います

2015年3月29日（日）～4月5日（日）、大阪のディアモールにて開催の「世界のけん玉SHOP　～けん玉の過去・現在・未来～」にて初公開した蒔絵無双。

木地の夢元無双に、1年かけて漆塗りと蒔絵を施したもので、けん玉職人・岩田さんと漆芸家・菱田さんが互に最高の技術を出し合ってできた作品となりました。
通常はGLOKEN事務所にて保管していますが、イベント等で展示しています。

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広島カープ、２０１５年のキャッチフレーズ、「常昇魂」。常に高みを目指し、”常勝”チームを作り上げていく意味が込められ、優勝への決意、「常昇魂」を込めた夢元無双が限定発売されました。

2008年に発売した、幻の一品「カープ剣玉」が、新たなデザインで復活！
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