ゆみ(神奈川県在住。コダミラ生・けん玉先生)

コダミラ1・7期 ゆみです。
昨日1/11にみらいさんの助手として櫻井さんと娘と、幼稚園の「昔ながらの遊び 親子イベント」でお手伝いをさせていただきました。
この幼稚園は何らかの障害のあるお子さんも受け入れているそうで、そのような園児さんには1対1で先生が付いているようです。今回のイベントで、そのようなお子さんも親子で参加されておりました。
たまたま私がメダルチャレンジを行っていたところに障害のある男の子とお父様(外国出身の方と思われます)が二人で来たのですが、男の子の様子がけん玉は持っているものの、そちらに意識はなく、お父様が後ろから手を支えて剣や球を動かしているというような感じでした。
男の子からはたまにけん玉をしている私のことをじっと見ている様子もあり、けん玉に興味があったのかもしれません。他の園児さんたちが次々にチャレンジしている中、お父様の協力でメダルチャレンジ3~1級までゆっくりでしたが達成しました。
男の子はチャレンジ中一度も話さず笑わず、意識は他のところにありましたが(でもけん玉はしっかりと握っていました)。お父様と一緒に成功したときには「すごいよ!できたね!やったね!」など私も声をかけさせていただきましたが、特に反応はなく・・・(この子の笑顔が見たいなと自分勝手な願望を持ってしまっていました)。
ただ、メダルチャレンジ終了後、チャレンジカードに名前とシールを貼って渡したとき、その男の子はカードを受け取るわけでもなくじっと私の方を見ていただけでしたが、
「お父さんと一緒にとっても上手にできたから、金メダルのシールがついてるからね!」とお父様にカードを渡し、お父様もメダルシールを確認してお子さんに
「すごいよ!Gold Medalだよ!」と話していたので私も
「そう!すごかったからGold Medalだよ!」といったところ、 男の子はカードを見て、私の顔を見て、ニコッっと笑ってくれました!!! すぐにまた違う方向を向いて真顔に戻ってしまったのですが、その笑顔が何よりも嬉しくて嬉しくて・・・
時間になってしまったので、最後に「また一緒にけん玉やろうね!」と言ってイベントを終了しました。
お父様がけん玉を握らせなくてもずっと持っていたし、少しでもけん玉に興味を持ってくれていたなら、もしかしたらものすごい能力を発揮できるかもしれない!そのきっかけになってくれたらいいなと思いました。

考えすぎで大げさかもしれませんが、メダルチャレンジでこのような体験ができたこと、金メダルシールで男の子の笑顔が見れたこと、本当にうれしかったです。 他の子たちは年長さんが多かったのか、3~1級まで成功し金メダルまで、2級までの子は銀メダルまで貼って「今度は金メダル目指してがんばろうね!また挑戦してみてね!」と言っていたのですが、その子は一人ではけん玉を持つことしかできなかったと思うので、お父様と一緒に成功したら合格としていました。
けん玉先生をさせていただいて、たくさんの子供たちの笑顔が見れて(また自己満足でしたが昨日のその男の子の笑顔も見れて)、本当に素敵な体験ばかりさせていただいております。 素敵な機会やご縁をいただいて、本当にありがとうございます!
私はお世辞にも上手い!といえるような技術は持っていないのですが、けん玉先生・コダミラ生として、
・これからもっともっと練習して少しでも上手くなること、
・たくさんの技を研究して小さい子や初心者の方にも分かりやすく教えられること、
・初メイクの「できた!」の嬉しさをたくさんの人たちと共有できるように、
勉強していきたいと思います。

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