けん玉ワールドカップ2014の様子

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この会場で、一体いくつの握手やハグが交わされたのだろう。
けん玉ワールドカップ2014が終わったときに、そんなことをふと思ったのを覚えています。
けん玉の世界一を決める大会としてふさわしいフォーマットを決めることにもこだわりを持って大会を運営したのはもちろんですが、けん玉が思い切りできること、けん玉を通じた交流が思い切りできること、を大切にしたつもりですので、こういったことが表現できていれば本当に嬉しいです。

けん玉ワールドカップに、「けん玉大会」以上の価値を持たせたいと思うにあたって、最も影響を受けたのは2013年5月に参加したアトランタでの「DAMA FEST」だったように思います。

会場の心地よさと楽しさ、華やかなエンターテイメント性。
そしてそこに確かに存在する、相手を敬う姿勢、互を讃え合う文化。
大会で勝つことよりも、自分を表現する手段としてのけん玉に重きが置かれている全体の空気感。
主催者のホスピタリティ。
会場で交わされる握手と拳、再会を誓って交わすハグ。

当時、日本式のけん玉大会しか経験したことがなかったので当然ではありますが、DAMAフェスには正直カルチャーショックを受けました。

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DAMAフェス2013

自分達と違った部分を見つけることができたと同時に、自分たちと同じ部分にも気づきました。
会場にいる全員、けん玉が大好きであるという根底がどうしようもなく同じなのです。

また、日本の良い部分にも気づくことができるのが、違う国に行くもう一つの意味でもあると思います。

けん玉で世界をつなぎ、けん玉の楽しさを様々な角度から味わえるイベントの絵を描き始めました。
2014年のけん玉ワールドカップで、それを表現する第一歩を踏み出せた気がします。

もちろん、GLOKENだけで実現できたはずもありません。

地元・廿日市商工会議所の皆さんが中心となって組織してくださった実行委員会、協力団体の存在
100を超えるスポンサー企業の皆様
呼びかけにすぐに来日を約束してくれた多くの海外プレイヤーの友人たち
選手村として、宿を提供してくださった宮浜温泉さん
大会トロフィーを用意してくださったイワタ木工さん
ステージパフォーマンスで子どもから大人までを楽しませてくれたZOOMADANKE、
最高のMCで会場全体を興奮の坩堝に巻き込んでくれたNOBさんとJAKEさん
正確なジャッジで、大会としての基盤を支えてくださった嶋寺さん
大会ロゴを制作してくださった安齋肇さん
装飾デザインを担当してくれたmimoeさん、tupera tupera。当日飾り付けをしてくれたISAKENメンバー
商品提供や告知、当日の運営に協力してくれださった多くのけん玉関係の団体、仲間
時間と空間をいっしょに味わってくれた来場者の皆さん
会場には来れなかったけれど、SNS等を通じてけん玉ワールドカップを見てくれた皆さん

まだまだ書ききれない程多くの人々に恵まれ、夢でもあったけん玉ワールドカップは実現しました。
本当にありがとうございました。

半年たった今も、会場の歓声が蘇ってきます。

第二回となる2015年も、この興奮をいっしょに味わえるのを楽しみにしています!!

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